登場人物が麻薬によってひらすら堕ちていく様を描いた作品。
主人公とヒロインは始めから麻薬に溺れてる設定、故に救いがない。始めのシーンを観ても「ああ・・・」と息を漏らしてしまい、そのまま終わる。作品自体は啓示的で感情移入はし辛いような気がする。人間は誰でも純粋物を抱えているけど、腐るときは腐る。

映画「π(パイ)」の監督の作品らしく納得できた。

個人的に「麻薬=酒+煙草+α」だと考えている。酒と煙草だけでは麻薬の力には叶わない。代償の桁が違うのだろう。

追記:俺、何言ってんだろう。
>人間は誰でも純粋物を抱えているけど、腐るときは腐る。
これはおかしいよな。中也とかの詩を根本から否定することになるものな。

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