舞台は50年代末のスウェーデンの小さな町。12歳の少年イングマルの毎日は、兄にいじめられ、出稼ぎに行った父は戻らず、母は病気、とうんざりするようなことばかり。母の病状が悪化し、イングマルは叔父の住む田舎の村に預けられる。やがて母が死に、家族はバラバラになってしまうが、一風変わった村の人たちとの交流が、イングマルの心をゆっくりと癒していく…。

主人公が冒頭で、たぶん辛いときに考えることだったと思うが
「宇宙に行ったライカ犬のことを考える」という科白から始まる。それが特に印象的。
多くの人がスプートニクに乗ったライカ犬の話しを聞いたとき、同じように感じたことだろう。宇宙船に乗り、片道切符で打ち上げられたライカ犬・・・。

イングマルとサガの掛け合いには目を細めて微笑んでしまう。

しかし、どうして北欧映画は優しさに満ちているのだろう。
寒かったり、自然が多いかったり、できた社会福祉制度のせいだろうか?

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