六号室の蛍

2004年8月15日 日常
チェーホフの「六号室」を再読し、ボーイズドントクライの冒頭15分を観た。
外に出れば都会の薄い夜があって、名前のわからない虫が鳴いている。
10月のような温度であって、煙草が灰と煙に変わり飛んでいく。
一口ばかりビールを飲んでから捨てた。
海行きたいだの思っていたけれど、もうすぐ「その海」はなくなる。
次の季節にあるような、灰色の砂浜でひとり眺めるだけの海になる。

追記:8月になってから始めた筋トレ。ジョギングのせいもあってか、なんだか逆にどんどん痩せている。頬が最初に痩せる体質。減量中のボクサー、飢餓で滅んだ村の生き残り。そんな風に。

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