スプートニクの寝息

キリンのクラシックラガーを呑む。普通に美味い。エビスも敵わない。
ふと一階にいる犬の様子を見に行くと、小型のくせにイビキをかいて眠っていた。
どうしようもなく愛しくなることがある。それは明らかに短い寿命を考えたり、今のように一人で眠っていることに気づいた場合に多い。
こいつは誰もいないところで眠っているのだ。もちろん両親が帰れば別だが。
少しばかり一緒になり、頭を撫でていると優しい夜になる。家族なのだ。

死人に脚を掴まれている。それが冷え性。
自分の体はさっそく冬の気配を感じとると、それを伝えてきた。
体は低温状態になって眠気を起こす。ぼんやりとした意識、記憶。
それが心地良くて。

追記：なぜGoogleのトップにゼウスやポセイドンがいるのか気になっていた。
後ろにあるのはアトランティス、つまりギリシャ、そういえばオリンピック。
五輪なんて全く観なかったが、たしかに新聞も五輪記事が多かった。
なんとなく世間のムードを考えると気まずいというか。