テキサスおよびアラバマ州全土に敷かれた緊急捜査網をかい潜って脱獄犯・ブッチは8歳の少年を人質に逃亡を続けていた。彼を追うレッド警察署長は、ブッチを初めて監獄に入れた男。再び犯罪者と追跡者となった2人の宿命を描くサスペンス。
すぐ思い出したのが映画「キャデラック・マン」「フォーリング・ダウン」だ。両方とも時間経過で犯罪者の人間性が浮き彫りになり、犯行に正当性を感じたり、周囲の反応を理不尽に思ったりする。
観ていくうちに犯罪者に情が移る物語である。
しかしこの作品、前者に述べた二つの映画と決定的に違うことがある。
主人公はひたすら「自分は悪いことをした」と冷静に結論づけている。

観たばかりなのだが、非常に深い作品である。深い。深い。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索