「ビルのネズミ」という,面白い話があります。つまりは先進国の人間でもある。
ビルに巣くうネズミさんたちに充分な食料を与えました。伝染病対策など衛生管理もバッチリ。ビルの中では外敵のいない彼らなので,増えたい放題,増え続けました。おそらく彼らは無限に増え続けてゆくでしょう。
するとどうしたことでしょう。ある人口密度,じゃない,「鼠口密度」を超えたあたりから,個体の増加率が横ばいもしくは減少を始めてしまったのです。
一体何がおこっているのか? 妊娠一回あたりの出産数の激減,不妊,不能,子殺し,同性愛・・・。とても自然の状態では考えられない現象が,いくつも確認されました。これが「鼠口密度」を下げてしまったのです。
ストレス、鬱病、堕落、虚無だとか辞書から消して欲しい。
密度の低い貧しい国なら「腹減った」で済みそうな問題である。
個人主義の台頭による愚かなことのようで。嫌だ。嫌だ。
戯れ言が多いと思う。俺はたまらなく自分が愛しい。
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