先日、祖父が亡くなった。
面識はあれど、彼は生前から会話能力が低下していた。
決別のためとはいえ葬式のなんと無意味なことか。
死んだ者のためではなく生き残った者のため。そんな儀式である。
死者のためにしてやれることはない。無に何を投げ込もうと無で。

幼いとき、叔父の墓に連れて行かれた。
そこは無数のロッカーが並び、全てに骨が収まっていた。
「誰かの骨」ではなく「骨」である。そんな物に会いにきた人。
なんとするのか。
感情でもなく、理論でもなく、そこに訪れることは不気味で。当時は。

久しぶりにミルクティーを飲んだ。
派手な結婚式にも無駄を感じるが、まだマシかもしれない。わからん。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索