舞台は40年代、スペイン内戦後の小さな村に、希望と夢を乗せて1本の映画がやってきた。その名は「フランケンシュタイン」。すっかり映画に魅せられた主人公アナは、フランケンシュタインを探す冒険に出る。
ビクトル・エルセの映す幻想、またその色調。アナ・トレントの眼。
物語は淡々としながらも、その節々が神秘的だ。
それはグロテスクで。それだから情景が非常に心に残っている。

当時のスペイン事情もあるけれど、この作品には静かな戦慄を。
わざわざ買うような作品であった。

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