冷たい雨が降る暗黒都市の夢泥棒「一つ目教団」に弟をさらわれてしまった心優しい怪力男ワン(ロン・バールマン)は、孤独な少女ミエット(ジュディット・ビッテ)と知り合い、ともに弟探しを始める。この上ないシュールな世界設定。
それはストーリーも含めてロアルト・ダールの感覚に近い。
ホラー映画ではないが不気味な怖さがある。
他にも書かれていたが、まさに子供の観る悪夢だ。
妙にあっさりしている部分も。
自分は『鯨の歌声を聞いて以来、なぜか投げるモリが全部はずれてしまい、船を下りることになった船乗りの話し』のシーンが印象的で忘れられない。
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