赤い実

2005年2月13日 日常
みんな過去に覚えていること。秘めていること。
それは文字や言葉にすると確実に損なわれてしまうようで。
だから皆それを他者に提示したりすることは少なくて。
あるいは上手く形にできず、だから自身だけが信じるしかないようなことで。

小6のときに赤い実に関する話しを知って、そのときは知らなくて。
でも今になってその話しを思い出すと、自分は疾うに知っていて。
あれは以下のような状況でしか発生しないんだろうな。
ふと出会って、嬉しくて、苦手で、憧れで、なんとなく知っている。状況。
自分は体が爆竹みたいになって、猛然とその場から走り去って。
水たまり蹴っ飛ばして、無邪気に壁殴って、馬鹿みたいに笑って。
足がくがく震わせながら嬉しくって。

そういうことは全て生きている最中に終わって。必ず何度も終わって。
それでもまた味わいたいな。陥りたいな。

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