石すら動かせず

2008年2月24日 日常
「Philharmonic or die」
このアルバムCD、なぜここまでの出来か。生粋を繰り返して聴くへまわしまわし。

感じること、発すること。体験と言葉。
両者の量が等しい人間は、日本にはいないだろう。

肋骨の縁から腹筋の溝にかけて、チクチクするに託けたことを。
どうしようもなくなる。なんて日々も遠い。
人が漂流を終えても、島の中でふらついる人と惨め、に違いないだろうあれ。少なくとも見える。見えたらそれ本当。
映画で言うようなコルシカ野郎、なんて枠組みにない。

しゃにむに。電車の流れる速度は同じか。
髪を梳きあう幼子らにとっても同じか。

「神の御加護を…」
「やめて!
 ミラをウソで送るのはやめて!
 いちども空を見たことない人が「晴れた空は青い」と言ったら、
 言葉は間違ってなくてもそれはウソなんだわ」

五十嵐大介は上手な描き手だ。

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