外、仄かに空気が柔らかくなってきた。
かすめてケーキ食った。
何羽の鳥。意識からして眠いのは、遠い。
ともあれど。ともあれあれ眠い。
キーボードが伸び縮みする。奥に吸い込まれるようだ。
オルガンの音が。ギターとごちゃ混ぜで。
次から次へがどうでも。
波乗り。良い波を待つ。4本後が良さそうだ、なんかと。
何本目よ。
かすめてケーキ食った。
何羽の鳥。意識からして眠いのは、遠い。
ともあれど。ともあれあれ眠い。
キーボードが伸び縮みする。奥に吸い込まれるようだ。
オルガンの音が。ギターとごちゃ混ぜで。
次から次へがどうでも。
波乗り。良い波を待つ。4本後が良さそうだ、なんかと。
何本目よ。
ロッカー、静寂迎えては
2008年2月18日 日常急にダリの絵、なにか空中分解した絵を思い出して。
探してみたが発見に至らず。
サルバドール・ダリ自身の顔の良さだけが分かった。
またDTMを始めたけれど。
演るほうが数倍気持ちがいい。
地下室を去るとき、その充足感と言ったら。
エレクトロダンスミュージックはきっと。
にやけて弾けるような曲が最高なはずだ。
映画「バック・トゥ・ザ・フーチャー」の主人公が名言。
これ、20年後に流行るんだよ。
探してみたが発見に至らず。
サルバドール・ダリ自身の顔の良さだけが分かった。
またDTMを始めたけれど。
演るほうが数倍気持ちがいい。
地下室を去るとき、その充足感と言ったら。
エレクトロダンスミュージックはきっと。
にやけて弾けるような曲が最高なはずだ。
映画「バック・トゥ・ザ・フーチャー」の主人公が名言。
これ、20年後に流行るんだよ。
獣みたいに転がった毛むくじゃらジャンパー。からどうした。
書く気分ではないままに書く。
文はいつだって適当になるように努める。
日をあるに、なくなっていく。
よくやれなくなる。重ならなくなるとも言う。
危害。と打ち込むには。
自分に言葉が感じられることが、あれで適当化すはずだを辿ってきたけれど。
なかなかに難しい。
緑色。と、打ち込めば、緑色が連想されない。
これでは緑色と書けない。筆を電源と置くにつけて。
不名誉はどこのだ。
タイトルのゲームソフトを遊びたい。
書く気分ではないままに書く。
文はいつだって適当になるように努める。
日をあるに、なくなっていく。
よくやれなくなる。重ならなくなるとも言う。
危害。と打ち込むには。
自分に言葉が感じられることが、あれで適当化すはずだを辿ってきたけれど。
なかなかに難しい。
緑色。と、打ち込めば、緑色が連想されない。
これでは緑色と書けない。筆を電源と置くにつけて。
不名誉はどこのだ。
タイトルのゲームソフトを遊びたい。
SOSを逆さに読んで
2008年2月4日 日常大変だ。
とにかく、不協和音で多い曲を流したほうがいい。
そんな局面と言える。
ひたすら日記を読み返すに、会話で記憶を掘り起こすに。
思い出せなくなる細部が数えきれない。
そもそも、あったのだろうか。数えることもできない。
けれども、椅子の下にビーズがぶちまけられている感覚もある。
足は冷え切って感覚を失っている。
脳室に鍵をありったけ、ありったけのごまかしが必要だ。
なんだか大変なことのように思うから、大変だと騒いでおこう。
貰った言葉が思い出せなくなっていた今日。
とにかく、不協和音で多い曲を流したほうがいい。
そんな局面と言える。
ひたすら日記を読み返すに、会話で記憶を掘り起こすに。
思い出せなくなる細部が数えきれない。
そもそも、あったのだろうか。数えることもできない。
けれども、椅子の下にビーズがぶちまけられている感覚もある。
足は冷え切って感覚を失っている。
脳室に鍵をありったけ、ありったけのごまかしが必要だ。
なんだか大変なことのように思うから、大変だと騒いでおこう。
貰った言葉が思い出せなくなっていた今日。
歩いていれば、通せんと通せんぼを食らった気になる場所。
右を右を往き往く無尽、構内。喧々諤々、到来。
ゆあん。ブランコ。昼夜にあったっけか。
テントの天井には風船があるだろうか。
サーカスなんて何年も前にあったっけね。
漫画「岳」を読んでいたら、たしかに山登りをしたくなった。
夏の海に行きたいよ。防波堤に波の顔が。
だんだんと、海に夏以外があるのかという気もしてくる。
もし冬に行くとしたら、やはり一般的な気分を抱えて立つのだと思う。
それでも海は大きすぎるだろうな。だから自分の些細すら沈みきって、底のほうで屈折するかもしれない。誰しもが帰還者となるしかないはずだか。いわゆるミナソコへ。
たとえばの、その人をそっとしておく。
そっと、という言葉になんてこったと繰り返しに思った。
今日は特に、非常に思った。
右を右を往き往く無尽、構内。喧々諤々、到来。
ゆあん。ブランコ。昼夜にあったっけか。
テントの天井には風船があるだろうか。
サーカスなんて何年も前にあったっけね。
漫画「岳」を読んでいたら、たしかに山登りをしたくなった。
夏の海に行きたいよ。防波堤に波の顔が。
だんだんと、海に夏以外があるのかという気もしてくる。
もし冬に行くとしたら、やはり一般的な気分を抱えて立つのだと思う。
それでも海は大きすぎるだろうな。だから自分の些細すら沈みきって、底のほうで屈折するかもしれない。誰しもが帰還者となるしかないはずだか。いわゆるミナソコへ。
たとえばの、その人をそっとしておく。
そっと、という言葉になんてこったと繰り返しに思った。
今日は特に、非常に思った。
帰宅するまでにカラマーゾフの長男が思い出せなかった。
グラトニー、ブリトニーとしか出ない。仕方なく本を探していて思い出す。こいつはなんて言えばいいのだろうな、ダニーボーイ。
暇つぶしで餅の絵を描いてそれにみせた。
上等な絹を手に入れたい。
砂漠で見つけたというアクセサリーを買い取りたい。
停車したまま、冷房の効いている空間で呆けたい。
あと少し違えば危なかったをやりたい。
雨を飲むとか。あまり望んでいないことは無い。
牙吹く春。それの言うでも良くなってきた。
量子的な揺らぎを見るだけで、何一つを系統化するをやめて、記憶も残る前から積もらないが。それが、ひとり言。
レスポンスは、うん。とだけの。煙が薄くなるよりも早いぼやきに同情する。
グラトニー、ブリトニーとしか出ない。仕方なく本を探していて思い出す。こいつはなんて言えばいいのだろうな、ダニーボーイ。
暇つぶしで餅の絵を描いてそれにみせた。
上等な絹を手に入れたい。
砂漠で見つけたというアクセサリーを買い取りたい。
停車したまま、冷房の効いている空間で呆けたい。
あと少し違えば危なかったをやりたい。
雨を飲むとか。あまり望んでいないことは無い。
牙吹く春。それの言うでも良くなってきた。
量子的な揺らぎを見るだけで、何一つを系統化するをやめて、記憶も残る前から積もらないが。それが、ひとり言。
レスポンスは、うん。とだけの。煙が薄くなるよりも早いぼやきに同情する。
トリッキービンシャス
2008年1月28日 日常カメとクジラ、ゾウの眼は共通している。
トリッキービンシャスが口を突いた。
きっと、どんな仮装パーティにも潜り込むような人物である。
今は雨が降った。なんて、だ。
トリッキービンシャスが口を突いた。
きっと、どんな仮装パーティにも潜り込むような人物である。
今は雨が降った。なんて、だ。
マイルド・マルホランド・ドライブ
2008年1月24日 日常素っ頓狂な起爆をする人の哀れと、それを見るだけに収まる釈迦達とも言えるか人々。を、まだ連々とあったりしたのは高校生の自分がそのときだ。
気のない返事にすらシナプスは発火したし、またそれで悟りの最果てに迷い込める手段でもなし。それでも済し崩しに会話をねえ。
完璧な文法を、一度解体した上で再構成しているなら良かったのに。
気のない返事にすらシナプスは発火したし、またそれで悟りの最果てに迷い込める手段でもなし。それでも済し崩しに会話をねえ。
完璧な文法を、一度解体した上で再構成しているなら良かったのに。
掌上、さらに屠って候う
2008年1月23日 日常書こうとは無いのだが、何を考えていたかを忘れる。
ヶ条の羅列を瞬いたか。
こっからがフィルムを無駄にするような様の。
秋と変わり、空低からがら無音に近づく街触れでは、
世明かしをせんと成り立たなくなるものの感じを掴む。
サウジアラビアでは水売りが歩いているのだ。
それを知っている。知って、尚且つここにいるのだ。
いや、これは嘘だ。
ヶ条の羅列を瞬いたか。
こっからがフィルムを無駄にするような様の。
秋と変わり、空低からがら無音に近づく街触れでは、
世明かしをせんと成り立たなくなるものの感じを掴む。
サウジアラビアでは水売りが歩いているのだ。
それを知っている。知って、尚且つここにいるのだ。
いや、これは嘘だ。
本日、南方より往復を繰り返すに消耗とは無縁でいられず。
酔って、殻で落ちた体の帰宅。
バンドくるり「Go Back to CHINA」だが、生ドラムを聴いてみたい。
一度でいいからビデオ屋かCDショップで働きたかったなあ、と。
寄るたびに思うぞ。
北欧社会についての知識を細かくした。
完全記憶能力を持つ人が。
自分は勉強なんてできない。いつも本の内容を覚えているだけだよ。
勉強できるなんて羨ましい、という言葉に対したもの。
このシーンを少し潜るべきだ。
酔って、殻で落ちた体の帰宅。
バンドくるり「Go Back to CHINA」だが、生ドラムを聴いてみたい。
一度でいいからビデオ屋かCDショップで働きたかったなあ、と。
寄るたびに思うぞ。
北欧社会についての知識を細かくした。
完全記憶能力を持つ人が。
自分は勉強なんてできない。いつも本の内容を覚えているだけだよ。
勉強できるなんて羨ましい、という言葉に対したもの。
このシーンを少し潜るべきだ。
映画を観ようと思うと、気付いたら24時近くで。
足を運ぶついでに煙草を買って。電話しながら延々と歩いて。
当てもないが中野の街になっていて、辿りついてて。
すぐタクシーを拾って別の場所に降りて。
ふんふふん、と鳴らしながらで。
散歩と題したわけでもないが、東京環状沿いを歩く。
そういう隙間にしかないを糧で、補給になる。
本を開けば、その中にある空気を吸う。堪能して。
楽器を叩かば。初々しい音を出してな。
今はサスカッチという響きが良い。
足を運ぶついでに煙草を買って。電話しながら延々と歩いて。
当てもないが中野の街になっていて、辿りついてて。
すぐタクシーを拾って別の場所に降りて。
ふんふふん、と鳴らしながらで。
散歩と題したわけでもないが、東京環状沿いを歩く。
そういう隙間にしかないを糧で、補給になる。
本を開けば、その中にある空気を吸う。堪能して。
楽器を叩かば。初々しい音を出してな。
今はサスカッチという響きが良い。
ギャロがレイラにドーナッツを買いに行ける気分だ。
ハーブティーなんかいらないから、とびっきりのジョークが聞きたい。
そして「とびっきり」と付いたジョークは笑えないのが相場だ。
そいつは親分が語るのが相場で、親分に連れ笑いをしてしまうと殺されんのも慣れたような相場だ。いかにも。
人は眠るのか。灯し乏し、からから笑う浮世。
ハーブティーなんかいらないから、とびっきりのジョークが聞きたい。
そして「とびっきり」と付いたジョークは笑えないのが相場だ。
そいつは親分が語るのが相場で、親分に連れ笑いをしてしまうと殺されんのも慣れたような相場だ。いかにも。
人は眠るのか。灯し乏し、からから笑う浮世。
生きてはいないハマチ
2008年1月15日 日常日差しには暖かさだけを、あるのが今日だった。
おそらく、ひたすら柔らかい朝だ。それは意識的な。乾いた空気とは違う部分にあるから。それが、また。
落日。死影。
暗い時間から、這い出たような街並から往いて。
そこから先では耳が冴えたとも思われる。冬の現象だ。
往いて、もたれる。それも、また。
ゆっくり買い物をしたかったな。
鳥をめっきり意識していない。本当に飛んでいるのだろうか。
明け方にしまう空箱。から巣立って肺を経た。
外気に白い息で交わすは、煙草の。
おそらく、ひたすら柔らかい朝だ。それは意識的な。乾いた空気とは違う部分にあるから。それが、また。
落日。死影。
暗い時間から、這い出たような街並から往いて。
そこから先では耳が冴えたとも思われる。冬の現象だ。
往いて、もたれる。それも、また。
ゆっくり買い物をしたかったな。
鳥をめっきり意識していない。本当に飛んでいるのだろうか。
明け方にしまう空箱。から巣立って肺を経た。
外気に白い息で交わすは、煙草の。
どことありはせず。治りにくいを、そのまま引きずる。
窓を開けて、がらんとした。
机の上では知恵の輪を何個もばらした。
電話では、また同じような話しを続ける。
討論をする。
読んで考え方を養うこと。読んで感じること。
どの時点で人に言う。
追記
「頭のうちどころが悪かった熊の話」と書かれた本を見た。
あまりにも気の毒な熊、そのまま購入した。
あとは、なんだっけな。言うことしか言ってないのはおかしい。
追々記
外で「かぶりつきコロン」が売っていた。
コロンは血になる信仰で。なるべくして手に入れた。言ってない。
窓を開けて、がらんとした。
机の上では知恵の輪を何個もばらした。
電話では、また同じような話しを続ける。
討論をする。
読んで考え方を養うこと。読んで感じること。
どの時点で人に言う。
追記
「頭のうちどころが悪かった熊の話」と書かれた本を見た。
あまりにも気の毒な熊、そのまま購入した。
あとは、なんだっけな。言うことしか言ってないのはおかしい。
追々記
外で「かぶりつきコロン」が売っていた。
コロンは血になる信仰で。なるべくして手に入れた。言ってない。
椅子に深く腰掛けている。
そのまま自分の体にめり込んで、後ろに落ちるあたりに。
部屋には射させず、発光した画面、とても空調を気にするように変わる。
この容積分に自分がいることに、ひどく居心地の悪さを感じる。
もっと良い場所でもあるだろうか。とは。
問いにするよりも、答えを出すよりも、それらを置き去りにして移動する。
とりあえず部屋から出るとき。その何割かがこれだ。
友人を会社に紹介して入れた。
自分に言うなんとかなるほどではなく。
自分がカバーできると思っているからなのか。あるいは。その実。
そんで。
また空調を気にするようになる。
そのまま自分の体にめり込んで、後ろに落ちるあたりに。
部屋には射させず、発光した画面、とても空調を気にするように変わる。
この容積分に自分がいることに、ひどく居心地の悪さを感じる。
もっと良い場所でもあるだろうか。とは。
問いにするよりも、答えを出すよりも、それらを置き去りにして移動する。
とりあえず部屋から出るとき。その何割かがこれだ。
友人を会社に紹介して入れた。
自分に言うなんとかなるほどではなく。
自分がカバーできると思っているからなのか。あるいは。その実。
そんで。
また空調を気にするようになる。
小学生の頃、ターミネーター2とショートサーキット2とこれで永遠にループできると思ったのは、夏だったか冬の休みと熱出した者だったか。
今にして観ると、意外と攻防シーンが少ないように思えた。
が、2時間半をしっかり跨がせるアクション映画も少ない。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の5%はこの作品で出来ていると思う。
今にして観ると、意外と攻防シーンが少ないように思えた。
が、2時間半をしっかり跨がせるアクション映画も少ない。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の5%はこの作品で出来ていると思う。
なんだか非常に疲れを感じる。
だるい。そこで電話をすれば説教を食らう。
今であれば世界中のさじを、見た瞬間にすべて投げる加減を。
体調不良の止まない風邪という矛盾するようなしなも。
原始人が火を囲うように、中央にスピーカーが付いている場所はあるのだろか。
また始まるが。そんな気もしない。
明日で起きたら、暑中見舞いが届いてたら。
そのまま玄関を出て、しかめっ面になる陽が。
砂と塩。そんで風がすごいのだ。
だるい。そこで電話をすれば説教を食らう。
今であれば世界中のさじを、見た瞬間にすべて投げる加減を。
体調不良の止まない風邪という矛盾するようなしなも。
原始人が火を囲うように、中央にスピーカーが付いている場所はあるのだろか。
また始まるが。そんな気もしない。
明日で起きたら、暑中見舞いが届いてたら。
そのまま玄関を出て、しかめっ面になる陽が。
砂と塩。そんで風がすごいのだ。
自分の周りを衛星ですら滅茶苦茶だが。
無理したら無理した。
留めごとの意味ひとつ深長にして。なんもせんと、しっかり。
暗いは掃きつつある宅の。角も丸いの延長と。遊海。書く侶。
ヨーソローはあったっけ。
何語だろう。正しいのだろうか。
特に知りたくもないを並べるをやる。その裏には云々。
思えば、春先の庭石は蠢いているのに。人々は麗かである。
無理したら無理した。
留めごとの意味ひとつ深長にして。なんもせんと、しっかり。
暗いは掃きつつある宅の。角も丸いの延長と。遊海。書く侶。
ヨーソローはあったっけ。
何語だろう。正しいのだろうか。
特に知りたくもないを並べるをやる。その裏には云々。
思えば、春先の庭石は蠢いているのに。人々は麗かである。
エイリアンVS.プレデター2
2008年1月4日 映画
アクセスが多いので前置きを追加。
懐古主義という点があったとしても、面白い映画には届かなかった。
普通はレンタルしたほうが良い。
また、批判を気にせずに見るのがファンである。
残念ながら今作は不出来としか言いようがない。
序盤の無意味な引っ張りで確実にテンポを失い、相反した展開。
山場たるシーンには盛り上がりの欠片もない。
映画「ディープブルー」を彷彿させるヒロイン。
王道をいきなり避ける意外性…として、評価できる点はこれくらいか。
よく伏線と思わせるシーンがなんでもなかったり。
※猫科動物の如く、街にうろつき繁殖するエイリアンが観れるのはこの作品だけ。
妙な期待で得た愚痴。
「エイリアンキングVSプレデター酋長」を夢見ていた。
主人公の自暴自棄の突撃こそ、戦士として評価されても良かった。
地球ではなくプレデター星を舞台にすればいいのだが。
懐古主義という点があったとしても、面白い映画には届かなかった。
普通はレンタルしたほうが良い。
また、批判を気にせずに見るのがファンである。
残念ながら今作は不出来としか言いようがない。
序盤の無意味な引っ張りで確実にテンポを失い、相反した展開。
山場たるシーンには盛り上がりの欠片もない。
映画「ディープブルー」を彷彿させるヒロイン。
王道をいきなり避ける意外性…として、評価できる点はこれくらいか。
よく伏線と思わせるシーンがなんでもなかったり。
※猫科動物の如く、街にうろつき繁殖するエイリアンが観れるのはこの作品だけ。
妙な期待で得た愚痴。
「エイリアンキングVSプレデター酋長」を夢見ていた。
主人公の自暴自棄の突撃こそ、戦士として評価されても良かった。
地球ではなくプレデター星を舞台にすればいいのだが。
今やピーター・パーカーの人生は順風満帆そのものだ。スパイダーマンとしてはNY市民にヒーローとして愛され、大学では成績トップ、ブロードウェイ・デビューを果たした恋人MJとの関係も良好で、ついにプロポーズを決意する。ところが、謎の黒い液状生命体に取り憑かれ、復讐と憎しみの感情に支配されたブラック・スパイダーマンになってしまう。そんな彼の前にこれまでになく手強い敵サンドマンとヴェノムが現れる……。
総評として前作より楽しめた。
ボリュームも前作より増え、一部が薄まる必然を差し引いても十分な出来で。
ジレンマには勝てない。