睡眠薬を飲んで、フクロウのビール飲んで、眠るが0時で。
起きたのが4時だった。暑かった気もする。
体が疲れきっている感覚と、意識の持つゆらゆらと。
窓を開いて、ホットケーキが花の匂いかと間違う。

漂ってしまう。どうなったって、投げやりにする。
駅に向かう坂道も、偶数の信仰も、遠くの火事も。
散歩しに出る。
コーラとか飲めば、少しはシャンとするだろうか。
熱帯魚の店でも通り過ぎようと思う。
瞼を降ろしたいのだが、腰を上げる。

散歩から帰ってきたのだが、どうにも頭が。
数センチ後ろから物事を見ているような。
こんな日は。バス停のベンチにでも座って居たい。
バスの中で眠ってしまいたい。時間に飛んでいってもらいたい。

参考要素として点数があるけど、以下のような採点基準で考える。

10点 極めて素晴らしい映画。見かけたら即座に観るべき。
9点 極めて素晴らしい映画。この1本のために時間を割くことを考えるべき。
8点 素晴らしい映画。好みが合うなら観ないことはあり得ない。
7点 素晴らしい映画だが、好みの次第では諦めざるを得ない。
6点 暇つぶしとして期待できる。
5点 暇つぶしとして観れる。映画というボーダーライン。
4点 まあ暇つぶしになればラッキー、又はネタとしてなら観れる。
3点 明らかに出来の悪い映画。よほど暇ならば観てもよいかもしれない。
2点 観ていて驚くような映画。はっきり言って酷すぎる。
1点 いかなる状況においても、観る価値のない映画。これを観るくらいなら空テープを観るほうがマシ。

こうして思い出してみると、1点には出会ったことがない。
2点に「アベレーション2」、3点に「スーパーマリオ」だろう。

10点は幻みたいなものだろう。
あのときは10点だった、となる。

眠れそうな、眠れない。
どうしようか。江古田のBARでも行ってみようか。
吐かなくなった煙で、なんもない心地。
山手通りの開けた場所にでも歩こうか。
意識は何処にも落ちないから、ここには夜だけがある。在ること。

思えば、笑うよりも笑わせるほうが楽しいような。騙して。
エイプリルフールが、世の中が愚か者だらけで、毎日だったら。
アイスを食べたい子供達は、みんなして風邪のフリをして。
咳に慌てて飛び出す大人達、そんなことって。

ミンククジラという言葉を聞いて、幻想的な姿を思い浮かべる。
淡い緑の模様が。だんだんと溶けて消えるようなクジラだ。
なんだかステーキの香草焼きが食べたくなってきた。

昨日は映画館。運がなかった。2本とも観れなかった。
今日、昼に予定なんて入れるべきではなかった。朝や昼から遊びたい。

そして夏になれば。きっと、空が多いと感じるような日に会うんだろう。また。
Sir Destiny、とは、なあ。言ったもんだ。
寸前の季節、暮れつ方。
浴衣の袖がよく歩くようになった。
調子のよい喋り方の裏を。どうしたもんか。
そんな風に悩む。そんな事で悩む。
味付き氷を砕いて、次第に厭きれる。

そうこうするうちに外の色が薄くてさ。なんだよ。
参ったな、これ。

非常に感情のないこと。これは、嘘で。
それでも和やかでいたほうがいいや。どうでもいいだろう。
欠伸でもしながら、ムニャムニャと問答は。

眠いとも。眠れんのだよ。
また3時過ぎて。空冷のある闊歩で、夜とも並んで過ごしては去って。
朝、朝が近づいて。うな垂れんのだ。浮かばれんのだ。
適当に呆けた状態の、独り言がフランジャベスタ再建設工場跡地。

明日だけは見たくない光景、光景。そういう光景がある。
生きていて、そういう日もある。

文学なんて偉そうに聞こえる人も多いは、世。
そしてそれ以上のものかもしれない日記を世には、書いている人が多い。
雲煙過眼。

疲れても寝れないから困る。
数日前はレンドルミン。効いたのだが、これにだけ頼ってはまずい。
今日はもっと遅くにもっと走り込もうと意気込む。
それなりに体の調子も呼応してくれる。
寝不足だけれども、なんだか細胞活性化。
健康になろうと、かかってみる。
体重も頑張って50kgまで増やした。あとは持久力をもっと増やしたい。

許容範囲を聞かれて悩む。そのままだと答える。
そんな範囲って4次元的としか思えない。グラフにできるのだろうか。

さてと、張り切る。
最近は体が元気なのだ。おかげで眠れずに朝日を見る羽目に。
夜にジョギングでもすれば、おもいっきり疲れて眠れるだろうと。

そういうわけで走る。

19時、父親がストレスのせいか睡眠薬のせいか、悪意を撒き散らしていた。そもそもストレスで睡眠薬を使ったんだろうけど。
すばやく退散して、落ち着かないからビール飲んだ。だめだこれは。

しかし、走りたいので家を出る。憂い。

影があって、影を見る。
そんなことがあって寝れなくなるんだろう。
明日は良い天気だといいな、なんて崩されるだろう希望と天気予報。

夕から無意味に乗るがまま、揺らされるがままにお台場まで。
代々木公園に入るほうが楽しいように思えた。
夜の無滑稽な海は偽物のような印象で、特に東京湾には何も見つからない。

砂風があれば良かったな。

つまらんことで出来あがる。絶対忘れる風景、その風景が出来ている。

A lost chairをリピートにして寝て、起きた今。
また今日を生きたい。少し元気で適当に。
そして明日は駅前のクレープを食べるのだ。

22回目の夏。
遊び疲れる夏になって、たぶん10回目くらい。
終電が終わっても、外でなんとなくを会話混ぜて過ごせる季節。

公園の池、誰かを巻き込んでも洒落で済みそうな季節。
酩酊から何ぞとくだらん行動で笑うが多い季節。
吹く風の涼しいこと妙な躍動感、衝動を覚える季節。
不吉めいた空の紫は変わる朝焼けに目を洗う季節。
冷から暑に移る朝のドアから、白昼夢のようなアスファルトの揺らぎに業とも呼ぶべきか虫の鳴き声から、熱帯魚にでもなった気分にさせるビールでどうにでもなる気分、その夜。

なんてことない事々を一番よく覚えている。夏。

6月になった。5月無残。
あっけらかんと。夏あり。
今年、サンシャイン通りのアイスをあと何回買うのだろうか。
スプライトの匂いが欲しくなるんだろうな。
夏あって、犬はダレ、猫も無想。
そうやって窓越しは21時なんかに、また前年の夏が氷解。
思い出していくに違いない。別に仕方ない。

話す女の3歳年上は下に、3歳年下は上に思えてならない。
飲む男の2歳年下は、そのまま2歳年下に思える。
遊ぶ友人ら、変わらん。ことで常。共にする。
すべて冷笑なし夏で宜しいことの、積もる話しもあるだろうか。
旧友に会おうと巣鴨まで。

窓越し、猫といっしょに雷を見ていた。
ゴロゴロとなるのは雷で、膝の上でそわそわするのが猫。

映画を2本借りてきた。
「ペレ」と「デス・トゥ・スムーチー」、ひさびさにレビューしようと思う。
前者はヒューマンドラマ。後者はロビン・ウィリアムスの出演ということなので、秒で手にとってみた。どうだか。

嘘をつきたい。欺きたい。
見えない空気をコントロールして、見事に負かしてやりたい。
それから運があれば文句はない。
ポーカー。

どうも青汁を飲んだことで。トリガー。
冷感アレルギー体質に。　
肌が冷たいと蕁麻疹が出てくるのだ。困った。
それなら冬はどうするの？ とくれば、我は南下するしかないと答える。
皮膚の温度が下がると発する。

まあ、それ以外のことは順風である。
思えば良く生きている。
いずれ不幸というものを味わうときが。トリガー。

家帰っては合唱。猫が続けるから、少し疲れてしまった。
空き缶と肩を寄せ合わしては、泳ぐ夜。

浮ついては無駄口を重ねる。
どうだろう。どうだろう。

江古田の中。食欲の乱。
ふらついては天気だった。

頭痛終わることの、なしに風当たる昼とあって。
今日はどうだ。外の向くままに。

自分の部屋に入れない夢を見た。
入った瞬間、JR新大久保駅の改札を跳び越していて困った。
おかげで電源の入った掃除機を止められなかった。

また明日、明後日で風邪の続くことないよう。戒め。

よく考えたら落ち着く。
トーンを下げてくれる人の話し方がよろしい。疲れんことの流れ。

青汁を飲んだが、水みたいだった。あまりに青い液体だった。

昨日はひさしぶりの人たちと会話。だけ。

朝は咳。昼は頭痛。夜は眠気。
夕暮れにハリーポッターの新作を買ったので、眠気に困った。

高校生を全部やらないで良かったと思う。

――熱病におかされた俺はまだ部屋の中で高い熱で――
とは歌にあって、今まさに似た。

治らんと困るな。金曜まで。
時間無駄にしちゃいかんと、寝た分だけ動き、食べずに飲むから。

叫ぶのはスピーカー。黙るのが自分。
けだるいのは。変な炎症。
首を絞められたままの状態。絞首刑だってこんな長くは続かない。
誰か降ろしてくれとも、思う。鎮痛剤とか関係なく、治ってほしい。

――エチケット袋とゲロは、な〜かよし――
みんなと旅行したとき作った歌を思い出す。

喉の炎症が治らない。
土日と続けて遊んでいたせいで、余計に悪くなった。

ネットで任天堂の次世代ゲーム機「Wii」の記事に注目している。
本当に一瞬くらいなら遊ぶのだけど、長いことゲームをしていない。
それでも「Wii」みたいの物が作られていると知って、嬉しい。

たしか3歳。
親父殿は「ツインビー」というシューティングをやっていて
母者は「ドラゴンバスター」というアクションをやっていた。

母の日。
黒猫のワインとケーキ、ティーメーカーを買った。
兄者らには銅のカップを買ったのだが、入れ違いで渡せなかった。

という映画をもう一度観ようと思い、探せども見当たらない。
あの映画具合というか、空気に半端なリアリティを感じるので好きだ。
VHS映像の鮮明度が原因なのだろうか。とにかく古い映像は良い。

シュールな服はないかと探す。ない。
やはり変わったものは、下北沢なんかのほうが置いてあるかもしれない。
ジョンレノンタイプのサングラス、どっかの酋長がつける首飾り、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のようなデザイン服。

自分に衝動、器用さがあれば作るのだが。

犬と猫に風邪が移らないから良かった。

早朝はガタガタ震えていた。まさか一晩でこうも悪化するとは。
耳が悪くなったような感覚と、布団の温度が懐かしいよ。

砂漠で仰向けに倒れている。
太陽にまたがる巨大な鉄球がゆっくりと近づいてくる。
世界には鉄球と自分以外は存在しない。そんな夢、夢。

転じて今は風呂に入り、あがると兄者がグァバ・ジュースをくれた。
救いそのもの。

風邪で寝込むなら、いつも信じられないほどの光がカーテンにあたっていた。
通りからは車の遠ざかる音が聞こえ、ベッドの上で浮遊する。
沿って言うなら、ときどき天使が羽ばたく音というやつでも聞こえてきそうな。得体の知れぬ鋭敏感覚の暴走。諸行。